Background
大規模災害への備えが重要性を増す中、ペットを飼育する世帯と飼育しない世帯の双方が、同行避難について正しい知識と理解を持つことが求められています。しかし、同行避難はまだ一般化しておらず、誤解や情報不足が課題となっていました。
本プロジェクトでは、県民の防災意識向上と同行避難の普及を目的に、愛知県内6地域で展開される街頭キャンペーンの全体設計から具体コンテンツ開発までを担当しました。
01. キャンペーンコンセプト設計
防災とペットという二つのテーマをわかりやすく結びつけるため、キャンペーン全体のメッセージ構造と企画意図を整理しました。名称開発とロゴ制作を通じて、認知されやすく、行動変容につながる視覚的アイデンティティを構築しました。
02. イベントコンテンツ企画・開発
県内6地域を対象に、既存の防災イベントや動物愛護イベントへの出展を企画し、幅広い住民層へ接点を広げました。
ペット同行避難を理解するための展示、体験型ブース、専門家による解説など、行動変容につながるコンテンツを開発しました。
03. 啓発ツール制作・専門家連携
キャンペーンの認知拡大と現場運営を支えるため、ポスター、パネル、のぼり旗などの啓発ツールをデザインしました。また、災害救助犬協会やドッグトレーナー協会などの専門団体と連携し、信頼性の高い啓発体制を構築しました。
Impact
本キャンペーンを通じて、飼い主・非飼い主双方がペット同行避難を自分ごととして理解するきっかけを生み出すことができました。
また、自治体が継続的に普及啓発を進めるためのモデルケースを提示し、県内全域の防災意識向上に向けた基盤を構築しました。さらに本取り組みを踏まえ、今後は市町村レベルでの啓発活動へと展開を広げていく計画が進められており、地域全体での防災対応力の強化につながる見通しです。



